事業内容

「農・食・エナジー」を実現する「みどりの食料システム」構築事業

廃校や廃工場を活用した完全閉鎖型植物工場を太陽光発電による自然エネルギーと天然資源を活用した有機無農薬栽培による、 美味しく品質のよい農作物の安定供給と地域の資源の有効活用に貢献する持続可能な社会をつくる取り組みです。

「農・食・エナジー」を実現する「みどりの食料システム」 全体図

「農・食・エナジー」を実現する「みどりの食料システム」 全体図

完全閉鎖型植物工場の特長

長年に渡り培った有機堆肥の開発とCO2や温湿度のコントロールノウハウに加え、閉鎖型の特長を生かした無農薬栽培で、安心安全で驚くほど美味しく高品質な農作物の周年栽培を実現します。

無農薬の土耕栽培で安定供給

  • 閉鎖型の植物工場では一般的な水耕栽培ではなく、有効微生物群の活動を最大限に生かした有機堆肥を用いた土耕栽培を行うことで、自然で美味しい農作物の生産が可能です。
  • TMR社によって、長年に渡り培われた無農薬での栽培実証により、有機無農薬による安心安全な農作物を生産します。
  • 元々立地の良い廃校や廃工場は建物が頑丈なため、気候変動や天災の影響を受けにくく、農作物の安定供給が可能です。
無農薬の土耕栽培

有機無農薬資材

長年に渡り、天然由来の確かな原料を使用した有機無農薬資材の研究開発に取り組んできた株式会社TMRバイオ事業部が当法人のアドバイザーであり、同社が30年以上の実績の元で開発した病害虫向け微生物資材と有効微生物群活用による有機堆肥により、完全無農薬周年栽培を可能としています。

株式会社TMRバイオ事業部はこちら

原料へのこだわり

漢方薬草や海藻エキス、カニ殻、カキ殻、活性炭など天然素材の研究を重ね続け、長年の研究成果から選りすぐった天然素材を用途に合わせて組み合わせて製品を開発しています。そのため、各製品は原料の表記だけでなく、その効用も明確にご説明できるものとなっています。

原料へのこだわりイメージ

素材の良さを最大限に引き出す製法

有効微生物群(放線菌、酵母菌、光合成菌など)を加え、一定期間適温培養、発酵させることで有効菌の密度を高める2段階熟成法をはじめ、原料と同様に、有効微生物群における研究を重ね、原料の効用を最大限に引き出す製法を確立しています。

製法イメージ

温度・湿度・CO2・光量のコントロール

植物を育てるのに重要な環境は、温度、湿度や二酸化炭素濃度です。二酸化炭素濃度の管理に必要となる計測機器やCO2発生機、湿度管理に必要となる自動噴霧器、光量を調整するLED照明など、多岐にわたる各種機器の中から生産性や品質安定性の観点で吟味した機材を使用しています。効果的な機材の導入や生産方法など、これまで多くの農家さまとともにTMR社が培ったノウハウを活用しています。

温度・湿度・CO2・光量のコントロール

閉鎖型環境での有機無農薬栽培の実証実績

小規模な閉鎖型環境での有機無農薬栽培の実証を行っており、すでに複数の品種でとても美味しく高品質な農作物の生産に成功しています。

  • ミニトマト

    ミニトマト

  • サンロード(大玉トマト)

    サンロード(大玉トマト)

  • とちおとめ(イチゴ)

    とちおとめ(イチゴ)

地域活性化と雇用創出

高品質な農作物は、地域特産品としてブランド化することもでき、農業従事者の他、地域産業の活性化と雇用創出にも繋がると考えています。

  • 道の駅・レストラン直売所など

    道の駅
    レストラン直売所など

  • 学校給食

    学校給食

  • ふるさと納税・返礼品

    ふるさと納税
    返礼品

その他の取り組み

  • 有機無農薬栽培の研究

    有機無農薬資材の研究や様々な気候環境下で育つ農作物を研究しています。残渣を活用した堆肥の開発にも取り組んでおり、地域特性や気候環境に合わせた植物工場を構築できるよう研究や製品開発を行っています。

    有機無農薬栽培の研究
  • メタン発酵発電装置の排熱利用や地域エネルギー貢献

    メタン発酵発電時に発生する排熱を効率的に暖房に転用する技術開発や発電した電力を地域エネルギーとして還元する技術開発を継続して行っています。

    地域エネルギー貢献イメージ
  • 地域事業モデルとエコ技術の研究

    生分解プラスチックを活用した農業資材の開発やソーラー発電を活用した農場での有機堆肥利用、水素エネルギーの生成など、農業と食料とエネルギーを主体とした地域単位で行える事業モデルとその技術の研究を継続して行っています。

    • エコ技術の研究イメージ1
    • エコ技術の研究イメージ2
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